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1枚の革が足を包み込むオールハンドクラフトのモカシン
1枚の革が靴底から立ち上がり、足を包むような独特の形状をもつモカシン。 UESのシューズライン「SUNCHAGO」では5mm以上の厚みのある革で、オールハンドメイドのモカシンを作りました。
革
「革が全て」と言っても過言ではないモカシン。UESのモカシンは、国内のタンナーと話し込み、重厚な革で作り上げました。これ程までの丈夫で厚い革は、永い年月を生き抜いた大きな雄牛からしか取れないため、とても貴重な素材です。クロムなめしの下地に、タンニンを入れ込むコンビなめしという方法で仕上げた革は、適度な柔らかさもあり、モカシンの素材として 最適です。革表面のシボも、型押ししたものではなく、自然にできた模様なので、一つとして同じものがありません。風合いや質感を大切にするため、革を天日干しで仕上げるという、手間暇かけた作りです。
縫製糸
色合いや風合いを重視して未晒しのリネン糸に蜜蝋を塗り込んで使用しています。糸に蜜蝋を塗り込むのも手作業です。蜜蝋は糸の強度を上げること、耐水性を上げること、そして摩擦係数をあげて解けにくくするという効果があります。
ソール
ソールは10mm厚の天然ゴムのクレープソールを使用し、ナチュラルに仕上げました。ぽってりとした靴の形状が映えるよう、ソールの大きさはなるべく控えめに しています。靴の内側底部分に見えるステッチで、間底の3.5mmのヌメ革と、3mmのクレープをマッケイ縫い(※)している様子が分かります。厚みのある革がある程度の湿気を吸収するので、驚くほど蒸れが少ないのもこのモカシンの特徴です。何年でも履き続けていただけるよう、ソールは張替えも対応しています。
※マッケイ縫い…アッパーとソールを直接縫いつけるシンプルな縫い方。 ソールの返りも良く、履き心地が柔らかくなるのが特徴。履き込むうちに 革が足に馴染み、包み込まれる感触になります。
革の裁断は、抜き型を作ってくり抜くのが一般的。しかし、UESのモカシンは、非常に厚い革を使用していること、構造的な問題、そして手縫いであることも加わり、すべて手裁断を行っています。革を均一な厚みに加工せず、元の厚みのまま使用しているので、経験による手作業なくして作れません。縫い合わせる面(裁断面)に角度を付けることは機械ではできないのです。しかも、縫製部位により断面の角度を変えていかなければならないため、単なる裁断だけではなく、全行程を知り尽くした職人にのみ可能な手作業なのです。
縫製
縫製は一針一針、手で縫い合わせて行きます。力の入れ具合で形が変わってしまうので、熟練の技術が必要な工程です。厚みのある革を通す針穴は、直線ではなくカーブを描くような立体構造です。そのためカーブの付いたすくい針を職人が自作しているのです。
このように、厚みのある貴重な1枚革を使用し、全ての工程を手作業でひとつひとつ手がけたモカシン。全て、永く使っていただくためのものです。 重厚な革が自分の足を包み込み、やがて柔らかくなり馴染んでくる。ソールが減っても張替え可能なので、大切に末永く履いていただきたいモカシンです。
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ブラウン 42,000 yen + tax
キャメル 42,000 yen + tax
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